宿命の竜虎激突!藤川阪神Vs井上中日、勝敗を分かつ執念の采配
勝負を分ける最大の焦点は「下位打線の出塁率」と「7回以降のブルペン運用」にある。独自スコアデータによれば、中日打線が下位からチャンスメイクしたイニングの得点期待値は、上位打線単体での攻撃時を上回る数字を記録している。相手先発の球数が80球を超えた中盤、甘く入った球を見逃さず捉えられるかが最初の分岐点だ。
そして終盤、両軍の強力なセットアッパーとクローザーが登場したとき、1点差の重みは極限まで増す。送りバントで確実に走者を進めるか、強攻策で相手バッテリーに重圧を与えるか。指揮官が一瞬の躊躇を見せたチームから、勝利の権利が零れ落ちていく。