着床出血とは?生理との見分け方や時期・色・量を徹底解説
着床出血(医学用語では「着床時出血」や「インプランテーション・ブリーディング」と呼ばれる現象)は、受精卵が子宮内膜に着床するプロセスで生じる出血です。
受精した卵子は細胞分裂を繰り返しながら卵管を通り、約7日から10日ほどかけて子宮腔へ到達します。その後、受精卵は子宮内膜の表面を溶かすようにして深く潜り込み、母体と血管を繋ぎます。この結合の過程で子宮内膜の微細な血管が傷つき、少量の血液が腟外へと排出される現象が着床出血の正体です。
なお、妊娠したすべての人に着床出血が起こるわけではありません。臨床データやアンケート調査によると、着床出血を自覚する妊婦の割合はおよそ10%〜20%程度です。大半の妊婦は出血を経験しないまま妊娠が判明するため、「出血がないから妊娠していない」と判断する必要はまったくありません。