水生生物写真家・松沢陽士の覚悟!Nhk撮影秘話と図鑑制作の裏側
自然科学分野で確固たる地位を築く文一総合出版から刊行された『日本の淡水魚』をはじめとする図鑑類は、専門家や愛好家にとってのバイブルとなっている。この書籍の制作において、彼が果たした役割は極めて大きい。
図鑑写真に求められるのは、学術的な正確さと生き生きとした生態の表現の両立だ。婚姻色に染まるオスの美しい色彩や、産卵行動の瞬間を鮮明に記録するため、全国各地の現場へと何度も足を運んだ。数千枚、数万枚のシャッターを切った末に選ばれた一枚一枚が、図鑑という最高峰のメディアに命を吹き込破っている。