育成就労導入と特定技能拡大!外国人政策転換の波紋と現場の実態
政府は国際的な批判を浴び続けてきた技能実習制度に幕を引き、新たに「育成就労制度」を創設する方針を固めた。法務省および出入国在留管理庁が主導する今回の制度設計では、技能実習法に代わる関連法案として出入国管理及び難民認定法の改定が大きな軸となっている。従来制度の最大の課題であった「転籍の自由」について、一定の要件を満たせば同一職種内での職場変更を認める方向に舵を切ったことが最大の焦点だ。
人権侵害や低賃金労働といった国内外からの厳しい批判に応える形での見直しだが、受け入れ企業側の受け止めは一様ではない。育成コストを投じた人材が短期間で他社や都市部へ流出するリスクを懸念する声は根強く、法改正の成立以降も運用ガイドラインを巡る議論が絶えない。