金日成の後頭部にあった巨大なこぶの正体と隠蔽工作の真実を徹底検証
この腫瘍がどれほどの大きさだったのかについては、西側メディアや旧共産圏のアーカイブに残る未修正写真から詳細に把握することができます。1970年代から徐々に目立ち始め、1980年代後半から1990年代の晩年には直径10センチ以上、野球ボールから大人の拳大に匹敵する大きさにまで達していました。
特に1984年の東欧諸国歴訪時や、1980年代後半の中ソ訪問時には、北朝鮮側の検閲が及ばない現地の通信社やテレビ局によって、右斜め後方からの姿が撮影されています。首の右側から後頭部を押し上げるように垂れ下がった肉塊は、ワイシャツの襟を大きく押し広げ、スーツのシルエットを歪ませるほど異様な存在感を放っていました。
この決定的な映像や写真は西側の週刊誌やニュース番組で大々的に報じられ、「北朝鮮の最高指導者は不治の病に侵されているのではないか」という健康不安説が一気に世界中へ広がる引き金となったのです。