新宝島Mvがドリフそっくりな理由を山口一郎が完全暴露

新宝島Mvがドリフそっくりな理由を山口一郎が完全暴露の要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

サカナクションといえば、緻密に構築されたエレクトロ・ロックと洗練されたアートワークで知られるバンドです。その彼らがなぜ、これほど直球の昭和大衆芸能へ舵を切ったのでしょうか。その真相は、映画『バクマン。』の主題歌制作における極限の葛藤にありました。

週刊少年ジャンプの頂点を目指して泥臭く漫画を描き続ける高校生コンビを描いた映画『バクマン。』。山口一郎氏は制作当時、インタビューや手記で「これまで培ってきた自分たちの洗練されたロックの文脈を一度解体し、誰の耳にも届く究極の王道ポップスを作らなければならなかった」と振り返っています。苦悩の末に辿り着いたのが、かつて日本中のお茶の間を一つにした昭和のテレビエンターテインメントが放っていた「圧倒的な大衆性」でした。

手塚治虫氏の同名漫画からタイトルを拝借し、昭和歌謡やゴダイゴのような力強いメロディラインを現代のダンスビートに落とし込む。その楽曲を最も純粋に、かつ照れずに伝えるための装置として選ばれたのが、ザ・ドリフターズが体現していた「誰もが笑顔になる普遍的なエンターテインメントの型」だったのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。