なぜ衰えない?福山雅治と稲葉浩志の伝説Ufc対談と驚異の若さの真相
二人の関係性が公の場で鮮烈に可視化されたのが、2014年5月に公開されたスペシャル対談企画でした。稲葉浩志のソロWebサイト「en-zine(エンジン)」の開設記念スペシャルコンテンツ第一弾として、福山雅治をゲストに迎えて行われたこの対談は、日本の音楽メディア史に残る伝説的なコンテンツとして今なお語り草となっています。
対談冒頭から二人は、当時のUFCフェザー級王者ジョゼ・アルドのローキックの鋭さや、エドソン・バルボーザの華麗な回し蹴り、アンデウソン・シウバの試合運びなど、マニアックな格闘技談義をノンストップで展開。周囲のスタッフが圧倒されるほどの熱量でトークを繰り広げました。
しかし、この対談の真価は単なる趣味トークに留まりません。話題はやがて「極限のリングに立つファイターの孤独」から「何万人もの観客の前に立ち続ける表現者の肉体・メンタル管理」へと深化していきました。
手記や対談映像の中で、稲葉浩志は過酷な全国ツアーを完走するためのコンディショニングについて触れ、福山雅治もまたドーム公演や長丁場のライブを乗り切るための筋力維持や発声へのアプローチを率直に告白。「リングに上がるファイターの覚悟」に自らのステージを重ね合わせる二人の言葉は、表現者としての過酷な生存競争を生き抜いてきた者同士にしか分からない、崇高なシンパシーに満ちていました。