チェストプレスの重量はベンチ換算で何キロ?換算比率と重量差の理由
Q1:チェストプレスで100kg挙がれば、ベンチプレス100kgもすぐに達成できますか?
A1:残念ながら直ちに達成するのは困難です。前述の通りチェストプレス100kgはベンチプレス換算で70〜80kg相当です。ベンチプレスで100kgを挙げるには、チェストプレスのスタックを限界近く(130〜140kg程度)まで扱える筋力ベースに加え、フリーウェイト特有のバーベル軌道をブレさせない神経系の適応とフォームの習熟が必要です。
Q2:ジムに置いてあるマシンメーカーによって重さの感覚が違うのはなぜですか?
A2:マシン内部のプーリー(滑車)の数やレバー比、カムの形状がメーカーごとに異なるためです。たとえばテクノジム、ハンマーストレングス、マトリックス、ライフフィットネスなど、各社の設計思想によって「初動が重いマシン」「押し切ったトップ位置で最も負荷がかかるマシン」といった特性があり、同じ「80kg」表示でも体感負荷に10〜20%程度の差が生じます。
Q3:ベンチプレスの重量を伸ばすためにチェストプレスを使うのは有効ですか?
A3:非常に有効な補助種目になります。ベンチプレスを行った直後に、補助筋(三頭筋や肩)の疲労でバーが挙がらなくなった段階でチェストプレスに移行すれば、大胸筋を単体で最後まで疲労困憊まで追い込めます。大胸筋自体の筋体積を増やすことで、結果的にベンチプレスの挙上重量向上に貢献します。
Q4:プレートを直接取り付ける「プレートロード式マシン」の換算比率はどうなりますか?
A4:ハンマーストレングスなどに代表されるプレートロード式は、ワイヤーを使わないためウエイトスタック式よりもフリーウェイトに近い負荷がかかります。それでも軌道が固定されている分、ベンチプレス換算ではプレート総重量の約80〜85%前後が目安となります。