「微レ存」の意味と元ネタ徹底解説!Snsで今なお生き残る理由
「微レ存」とは、一体何の略なのか。簡潔に言えば「微粒子レベルで存在(する)」の頭文字を並べたものだ。化学実験の教科書に出てきそうな「微粒子」という大げさな漢字語と、日常のささやかな可能性。この意図的なミスマッチが生み出す妙な可笑しさが、言葉の根底にある。
ルーツを遡ると、2000年代後半から2010年代初頭のアングラなネットコミュニティ、とりわけ「真夏の夜の淫夢」と呼ばれるサブカルチャー系ミームに行き着く。掲示板のレスで多用された「〜の可能性が微粒子レベルで存在…?」という大真面目な文体模倣のフレーズが、次第に短縮され、わずか3文字のコンパクトな形へと研ぎ澄まされていった。元ネタの濃密な背景を知らない層へも、言いやすさと表現の便利さだけが先行して普及していった格好だ。