フランスアンティーク食器の魅力解剖!名窯の刻印と2026年最新相場

フランスアンティーク食器の魅力解剖!名窯の刻印と2026年最新相場の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

アンティーク食器の醍醐味は、裏面に刻まれた「バックスタンプ(裏印)」から器の生い立ちを紐解く時間にあります。製造年代の特定は、ブランドの社名変更や受賞歴を示すメダルマークの有無などを照合することで行われます。

特に問い合わせが多いクレイユモントローの年代判別では、刻印の文字列が重要な鍵を握ります。例えば、単独の「CREIL」や「MONTEREAU」表記、あるいは「B&Cie」の文字が入るものは1840年の合併以前(19世紀初頭)の非常に古い個体です。合併後の1840年〜1876年頃には「CREIL ET MONTEREAU」や「LM&Cie(ルブッフ・ミリエ社)」の刻印が用いられ、1884年以降は「L.M&Cie」にエッフェル塔を模したトレードマークが加わるなど、明確な変遷を辿ります。

他の窯でも同様に、バックスタンプの見分け方を身につけると買い物の精度が劇的に上がります。サルグミンヌの場合、王冠マークや「U&C(ユッツシュナイダー社)」のイニシャルが入るものは1880年〜1910年頃の黄金期の作であり、「DIGOIN SARREGUEMINES」の刻印は1920年以降の製品であることを示しています。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。