山本聖子はなぜ元夫・永島英明と離婚?子供の親権やダルビッシュ有再婚の真相
順風満帆に見えた2人の結婚生活に変化が生じたのは、2009年のことでした。一度は現役を退いていた山本聖子さんが、ロンドン五輪出場を目指して現役復帰を決断したのです。この復帰劇が、2人の歯車を徐々に狂わせていく最初の契機となりました。
取材関係者の証言や当時の報道資料を総合すると、山本聖子と永島英明の離婚原因の真相は以下の複合的な要因にあります。
第1の要因は、「競技生活の最優先による物理的・精神的なすれ違い」です。妻が現役に復帰したことで、互いに極限のコンディション調整を強いられる日々が再開しました。国内リーグで遠征を重ねる永島氏と、代表合宿や過酷な減量に身を投じる山本聖子さん。夫婦が家庭で顔を合わせる時間は激減し、一般的な夫婦のような情緒的な支え合いを維持することが極めて困難になっていきました。
そして決定打となったのが、「海外挑戦に伴う生活拠点の完全な分断」です。ロンドン五輪の代表枠を逃した山本聖子さんは、指導者としての卓越した手腕を評価され、2013年にレスリング女子アメリカ合衆国ナショナルチームのコーチに就任しました。彼女は幼い長男を連れてアメリカ・コロラド州コロラドスプリングスへ拠点を移す決断を下します。
一方の永島氏は、大崎電気オーソルに所属する現役プレーヤーであり、日本を離れることは物理的に不可能でした。太平洋を挟んだ超遠距離生活が日常化し、夫婦としての対話は希薄化。互いの尊厳を守り、それぞれの選んだ道を邪魔しないための選択として、2014年9月に正式な離婚が成立しました。泥沼の愛憎劇ではなく、互いの競技人生と個の意志を突き詰めた結果生じた、冷厳な現実の帰結だったと言えます。