フォークダンスで手をつなぐ心理の真相!定番曲の歴史と消えた理由
世界各国のフォークダンス衣装と発祥を辿ると、ヨーロッパの農村で行われていた収穫祭や婚礼の祝宴に行き着きます。色鮮やかな刺繍のエプロンやベストを身にまとい、地域社会の結束を固めるために踊られていた民族舞踊が原点です。
世界的なゲーム音楽としても親しまれる『コロブチカ』は、行商人の若者と村娘の恋を描いたロシア民謡がルーツ。このコロブチカ歴史は古く、哀愁漂う短調のメロディから終盤に向けてテンポが急加速していくスリリングな展開が特徴です。また、フィンランド発祥のダンス音楽レットキスに合わせたジェンカステップは、「左足・右足・前・後ろ・ジャンプ」という極めてシンプルな足さばきで、年齢を問わず全員が縦一列につながって楽しめるパーティーダンスとして定着しました。
軽快な手拍子と足踏みで親しまれるタタロチカ簡単解説を加えると、ロシアのタタール地方に伝わる陽気な民族舞踊であり、かかとをつき出すステップや両手を腰にあてるコミカルな動きが魅力です。
これらのダンスが日本全国に普及した背景には、終戦直後の歴史的転換点がありました。1946年、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の民間情報教育局(CIE)に所属していたウィンフィールド・ニブロ長官が、長崎県での教員講習会を皮切りにフォークダンスを全国へ紹介。男女が健全に手を取り合って交流するフォークダンスは、民主化と明るい社会復帰の象徴として瞬く間に日本中を席巻しました。