何度もトイレに向かう我が子…心因性頻尿を克服する最新の対応策
医療機関を受診する際、どのようなプロセスで診断が進められるのだろうか。日本小児科学会および日本小児泌尿器科学会が策定するガイダンスでは、段階的かつ慎重なアプローチが推奨されている。
まず最優先されるのは、他の疾患を除外するための超音波検査や尿検査だ。身体的疾患が否定された後、経験豊富な小児科医による丁寧な問診が行われる。ここでは安易な薬物療法に頼るのではなく、受容的な心理カウンセリングと行動療法が主体となる。
学会の知見によれば、不要な投薬はかえって子どもに「自分は重い病気だ」という強い不安を与えてしまうため避けるべきだとされている。医師と保護者が協力し、焦らずに不安を解きほぐしていく長期的観察こそが正攻法だ。