内藤やす子『弟よ』の誕生秘話と実弟の噂!病気復帰から現在の姿まで
内藤やす子のデビューシングル『弟よ』の発売年は1975年(昭和50年)11月1日。当時25歳だった彼女が世に放ったこの楽曲は、歌謡界に鮮烈な衝撃をもたらしました。
制作を手掛けたのは、昭和歌謡の黄金期を牽引した作詞家の橋本淳と、メロディメーカーとして名高い作曲家の川口真という屈指のヒットメーカーコンビです。川口真が紡ぎ出した哀愁を帯びたマイナーコードの旋律と、あかのたちおによるドラマティックな編曲、そして橋本淳が描く夜の底を生きる姉弟の切ない人間ドラマが見事な化学反応を起こしました。
当時、女性アイドル全盛期に向かいつつあった音楽シーンにおいて、やさぐれ感と気品を同居させたスモーキーな歌声は異彩を放ち、オリコンチャートの上位に長期ランクイン。翌1976年には第18回日本レコード大賞新人賞をはじめとする数々の音楽賞を受賞し、彼女は一躍トップシンガーへと駆け上がりました。