2026年もコートを支配する「コービー」の足元—なぜ伝説のプロトロは今、過去最高の熱狂を生んでいるのか
一方で、市場における極端な品薄状態とプレ値の高騰は、長年ファンを悩ませてきた課題でもある。限定カラーがリリースされるたび、SNKRSなどのアプリでは即完売が相次ぎ、二次流通市場では定価の数倍で取引される事態が常態化していた。
しかし、遺族であるヴァネッサ・ブライアントとナイキのパートナーシップ再開以降、供給体制は少しずつ、だが確実に変化を見せている。「バスケットボールを愛するすべての子供たちにコービーの靴を届けたい」という彼女の意向により、若い世代向けのファミリーサイズ展開や、草の根のバスケットボール基金への収益還元といった取り組みが本格化。真のファンやプレイヤーの手に適正な形で渡るための環境づくりが今まさに進められている。