バーソロミューくまの過去が壮絶!人間兵器化の理由と涙の真実

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世間では長年「残虐非道な暴君として国を追われ、海賊となった男」と信じられていたバーソロミュー・くま。しかし、この悪名は世界政府による悪質な情報操作と歴史の改竄によるものでした。

事の真相は、当時のソルベ王国国王であったベコリ王の狂気にあります。ベコリ王は世界貴族に納める「天上金」を減らすため、国を南北に分断し、北部だけを生かして南部(貧民や老人、病人が暮らす地域)を焼き払い見捨てるという非人道的な政策を強行しました。

この暴挙に対し、くまは単身で王の軍勢に立ち向かい、ベコリ王を国から追放します。国民からの絶大な支持を受け、くまは周囲に担ぎ上げられる形でソルベ王国の「国王」となりました(実務は前国王ブルドッグが代行し、くま自身は一市民として教会で暮らしていました)。

しかし、退位させられたベコリ王は世界政府を後ろ盾にして逆襲を企て、「くまが反乱を起こし王位を簒奪した」と虚偽の報告を行います。政府の軍艦を引き連れて再び国を焼き払おうとしたベコリ王に対し、くまは国民を守るため一人で敵艦隊を壊滅させました。

この事件を重く見た世界政府は、自らの不都合な失態を隠蔽するため、「ソルベ王国の暴君くまが国を滅ぼし、海へ逃亡して海賊になった」という完全な濡れ衣を着せ、高額な懸賞金(2億9600万ベリー)を懸けて指名手配したのです。

教会の聖者として、毎週のように村の老人たちの「肉体の痛みや疲労」をニキュニキュの実で弾き出し、自らの体内に取り込んで激痛に耐え続けていた心優しき男。彼こそが、歴史から「暴君」と呼ばれた男の真実の姿でした。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。