2026年春、早まる開花と変わる贈答文化:「3月の花」が映し出す日本の今と気候の現在地
InstagramやTikTokをはじめとするソーシャルメディア上では、今まさにビビッドな春色がタイムラインを埋め尽くしている。3月の幕開けを飾る「イエロー」のミモザブームから一転、中旬にかけてはピンクやパープルのグラデーションが眩しいチューリップやラナンキュラスがトレンドの主役に躍り出た。
今年の人気品種は、八重咲きやフリル状の花弁を持つ「ドレスのような」存在感のあるチューリップだ。一輪挿しでも部屋の雰囲気を一変させる造形美が、若い世代を中心に熱烈な支持を集めている。写真映えだけでなく、蕾からゆっくりと花開く日々の変化を楽しむSNS投稿が相次ぎ、部屋に花を飾る文化が若年層へ着実に浸透していることがうかがえる。