洗練されたシルエットと手頃な価格帯で、街行くファッション感度の高い人々を魅了し続ける「Charles & Keith」。2026年の現在もその人気は衰えを知らず、新作がリリースされるたびにSns上で大きな反響を呼んでいる。しかし、その圧倒的な高級感から、具体的にどこの国のブランドなのか疑問に思う人も多いはずだ。
ブランドが世界的な躍進を果たした大きな契機の一つが、2011年に行われた戦略的パートナーシップだ。仏ラグジュアリー大手LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループ傘下のプライベート・エクイティ・ファンド「Lキャピタル・アジア」からの出資を受け入れたのである。
この提携により、世界最高峰のサプライチェーンやマーケット知見を獲得。デザインのクオリティはさらに研ぎ澄まされ、ヨーロッパの高級メゾンと並んでも見劣りしない洗練されたグローバルデザインの基盤が完成した。のちに創業一族が株式を買い戻し再び独立経営へと舵を切ったものの、この時期に培われた「ハイエンドな美学」は今もブランドのDNAとして力強く息づいている。