【東大・京大ルート】を捨てる15歳たち:2026年、明石高専が日本の産業界で最も“熱い”教育拠点になった理由
5年間の本科を卒業した後の進路も多様化を極めている。京都大学、大阪大学、東京工業大学といった難関国立大学の3年次編入試験において、明石高専の卒業生は圧倒的な合格実績を誇る。受験戦争を経ずに高度な専門知識を携えて旧帝大へ進むルートは、知る人ぞ知るキャリアの黄金パターンだ。
一方で、本科卒業後に2年間の「専攻科」へ進学し、在学中に自らスタートアップを立ち上げる学生も急増している。ベンチャーキャピタルからの資金調達を成功させ、卒業時には自社のCEOとして事業を本格化させるケースも珍しくない。アイデアをプロトタイプとして迅速に形にできるプロダクト開発力があるからこそ、彼らは「アイデア倒れ」にならず、若くして事業化の波に乗ることができるのだ。