意地悪な人の行く末とは?心理学が明かす自滅のメカニズムと対処法
物語の領域に目を向けると、人々が「悪役の転落」に抱く欲求の強さがよくわかる。不朽の名作ドラマ『半沢直樹』のように、権力を振りかざす理不尽な上司が倍返しされる展開に私たちが熱狂するのはなぜか。あるいはNetflixで世界的にトレンド入りする人間関係・ヒューマンドラマにおいても、悪意を持つ人物の自滅シーンは最大の見せ場として描かれる。
こうしたフィクションが提示する勧善懲悪は、視聴者に強いカタルシスを与える。現実世界では報いが訪れるまでに時間がかかるからこそ、人間関係・ヒューマンドラマの極上エンターテインメントとして消費され続けるのだ。創作の中の因果応報は、現実社会の集団心理を極限まで濃縮したミラー効果にほかならない。