名脇役ベンガルの現在|芸名由来や息子の真相、あぶ刑事秘話に迫る
ベンガルの役者人生を語る上で欠かせないのが、盟友・佐藤B作との出会いです。大学を中退して演劇の道へ進むことを決意したベンガルは、1973年、佐藤B作らと共に「劇団東京ヴォードヴィルショー」を旗揚げしました。
当時の軽演劇やコント、ヴォードヴィル形式の喜劇を取り入れた舞台は若者を中心にカルト的な人気を博しました。ベンガルは劇団の看板俳優として、身体を張ったギャグやペーソス(哀愁)あふれるキャラクターを次々と生み出し、下北沢や新宿の小劇場シーンを牽引していきました。
佐藤B作とは時には激しく演技論をぶつけ合い、時には互いの才能を認め合う無二の戦友として半世紀以上にわたる絆を築いています。劇団で培われた「一瞬で観客の心を掴む間(ま)の取り方」と「日常の滑稽さをリアルに演じる技術」が、その後の映画やドラマ界での快進撃の土台となりました。