M-1グランプリ2009の真相!鳥人100点とパンク満票優勝の裏側
笑い飯が生み出した熱狂と混沌の隙間を縫い、完璧な漫才技術で会場の空気を一変させたのがパンクブーブー(佐藤哲夫・黒瀬純)でした。
ファーストラウンドで披露した「自動車教習所」のネタで651点を獲得し2位通過を果たすと、最終決戦では「新聞の勧誘」ネタを披露。佐藤氏の卓越した演技力と独特の間合いから繰り出される狂気的なボケに対し、黒瀬氏の的確かつ小気味よい博多弁混じりのツッコミが炸裂します。伏線を綺麗に回収しながら後半に向けて笑いの加速度を高めていく構成は、まさに教科書通りの完璧な仕上がりでした。
結果、最終投票では7人の審査員全員がパンクブーブーに投票。初代王者の中川家(2001年)、アンタッチャブル(2004年)らに並ぶ、審査員全員一致の「満票優勝」を成し遂げました。派手なキャラクターや事前の下馬評に頼らず、純粋な「ネタの面白さと漫才の腕」だけで頂点を奪い取った瞬間でした。