渋谷「中華そば喜楽」なぜ愛される?焦がしネギとワンタン麺の真髄
渋谷駅ハチ公口からスクランブル交差点を抜け、道玄坂を登った先にある歓楽街「百軒店」。昭和初期のレトロな情緒と現代のカルチャーが交錯するこのエリアの一角で、ひときわ長い待機列を形成しているのが喜楽です。
ルーツは戦後の闇市時代にまで遡り、台湾出身の創業者が作り上げた「台湾系中華そば」の系譜を受け継いでいます。いわゆる渋谷ラーメンの始祖的な存在であり、多くの著名人や文化人、さらには全国のラーメン職人たちからも「原点にして頂点」とリスペクトされてきました。
1階は職人の華麗な平ザルさばきを間近で見られるカウンター席、2階にはグループ利用にも適したテーブル席が用意されています。店内には常に心地よい湯気とネギ油の香ばしい匂いが立ち込め、訪れる者をノスタルジックな高揚感で包み込みます。