人間の煩悩はなぜ108個なのか?除夜の鐘の由来と計算式の真相
Q1:除夜の鐘を108回以上突くお寺があるのはなぜですか?
A1:参拝者全員が鐘を突けるように配慮している寺院では、108回に限らず数百回から千回以上突くケースが存在する。また、八万四千の煩悩にちなんで回数を設定する特別な寺院もある。
Q2:煩悩は完全にゼロにしなければならないのでしょうか?
A2:完全にゼロにする必要はない。食欲や睡眠欲といった本能的な欲求も煩悩に含まれるため、皆無にすると生命維持が成り立たない。仏教が目指すのは煩悩の完全消滅ではなく、執着に支配されずコントロールできる状態である。
Q3:数珠の玉の数も108個と決まっているのですか?
A3:正式な数珠(本連数珠)の主玉は108個で構成されている。1玉繰るごとに煩悩をひとつ消滅させ、心が清らかになると伝えられている。なお、携帯しやすい略式数珠では、108の約数である54個、27個、18個などの玉数が用いられる。