One Health Pass廃止!フィリピン入国手続き最新案内
取材班が成田空港および羽田空港の国際線チェックインカウンター、そしてマニラ(ニノイ・アキノ国際空港第3ターミナル)の到着ゲートを定点観測したところ、デジタル化の恩恵とともに、現場ならではの混乱も浮き彫りになっています。
日本の航空会社グランドスタッフは、カウンター前でのトラブルについて次のように打ち明けます。
「出発前のカウンターで最も多いトラブルが、『One Health Passの画面を探していて登録が終わっていない』『eTravelの存在を知らずに来た』というお客様です。eTravelのQRコードをご提示いただけない場合、航空会社としてもご搭乗手続きを完了できません。出発便の保安検査締切時刻が迫るなか、ロビーのベンチで慌ててスマホ入力を始めるお客様が連日いらっしゃいます」
さらに、SNSや旅行掲示板(知恵袋等)に寄せられた体験談を検証すると、「現地到着後の通信環境」が最大の落とし穴になっている実態が見えてきます。
「マニラ空港に降り立ち、無料Wi-Fiに接続しようとしたが電波が極めて不安定で繋がらない。QRコードをブラウザ上に開いたままにしておいたら、通信が切れて画面が真っ白にリロードされてしまった。係員に止められ、イミグレーションの端でフリーWi-Fiを探して右往左往する羽目になり、入国審査を抜けるまでに2時間以上かかった」(30代男性・観光渡航)
フィリピン主要空港のフリーWi-Fiはアクセス集中時に極めて脆弱です。QRコードは手作業でのローカル保存(写真フォルダ保存または印刷)を徹底しない限り、現場で深刻なタイムロスを被ることになります。