浪川大輔がジョジョで辿った軌跡|ジョルノからアナスイへの変遷と声優交代の真実
浪川大輔氏が『ジョジョ』ワールドにおいて演じたキャラクターは、大きく分けて2人存在します。1人目が第5部『黄金の風』の主人公であるジョルノ・ジョバァーナ、そして2人目が第6部『ストーンオーシャン』の主要キャラクターであるナルシソ・アナスイです。
時計の針を2013年に戻すと、株式会社バンダイナムコゲームス(現・バンダイナムコエンターテインメント)から発売されたPlayStation 3用対戦格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』(以下、ASB)において、浪川氏はジョルノ・ジョバァーナ役に抜擢されました。当時、まだ第5部のアニメ化は影も形もない時代であり、歴代ジョジョが集結する一大プロジェクトの「顔」の1人として、DIOの血を引く気品と冷徹さ、そして黄金の精神を併せ持つ15歳の少年を見事に演じ切りました。その芝居は、2015年にリリースされたアクションゲーム『アイズオブヘブン』(EoH)にもそのまま引き継がれています。
しかし、2018年に待望のテレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』が放送された際、ジョジョ5部 アニメ 声優として発表されたジョルノ役は小野賢章氏でした。この発表に当時、ゲーム版の浪川ボイスに慣れ親しんでいたファン層からは驚きと戸惑いの声が上がりました。
ドラマが完結を迎えたのはその数年後です。2026年より全世界配信が開始されたアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』において、空条徐倫に執着し命を懸けて共闘するスタンド使い、ナルシソ・アナスイ役に浪川大輔氏の起用が発表されたのです。かつて第5部の主人公を務めたトップ声優が、第6部のメインキャストとして再び作品世界へと帰還した瞬間でした。