変なホテルは最悪で怖い?評判の真相と恐竜ロボット接客のリアル

変なホテルは最悪で怖い?評判の真相と恐竜ロボット接客のリアルの基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

多くの人が「奇妙で風変わりなホテル」と解釈しがちな屋号ですが、公式発表資料が明記している変なホテルの名前の由来は「変わり続けることを約束するホテル」です。英語表記は「Henn na Hotel」とそのまま冠されていますが、その根底にあるのは常識にとらわれず時代の変化に柔軟に適応するという強い意思表示に他なりません。

プロジェクトの仕掛け人は、旅行業界の風雲児として知られるエイチ・アイ・エス(H.I.S.)創業者の澤田秀雄氏です。2015年7月17日、長崎県佐世保市のハウステンボス敷地内に記念すべき第1号店が誕生しました。当時、深刻化しつつあった宿泊業界の人手不足や労働生産性の低さに強い危機感を抱いていた澤田氏は、「テクノロジーによってサービス産業の生産性を劇的に向上させる」という壮大な実験場としてこのホテルを構想しました。

フロント業務、手荷物預かり、客室清掃の搬送に至るまで極限まで自動化を進めたハウステンボス1号店は、ギネス世界記録に「世界初のロボットが稼働するホテル」として公式認定され、世界中のメディアから取材が殺到しました。単なる観光地の客寄せパンダではなく、日本の深刻な構造問題である人口減少社会への処方箋として誕生した背景を知ると、この個性的なホテルに対する見方は大きく変わるはずです。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。