【真相】 サッカー 日本 代表 歴代 監督 ファン必見の最新情報 #756
2002年日韓共催大会に向けて招聘されたフィリップ・トルシエは、まさに「赤い悪魔」だった。徹底的な管理野球ならぬ管理サッカー。若手主体のシドニー五輪世代と黄金世代を融合させ、「フラット3」と呼ばれる極端なラインディフェンスで日本を初のベスト16へと導いた。彼の強烈なトップダウン体制は、選手たちの自立心を逆説的に育てる結果となる。
その反動として現れたのが、カリスマ・ジーコによる「自由放任主義」だ。中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一を擁した「黄金の中盤」は、個人のインスピレーションにすべてが委ねられた。しかし、2006年ドイツ大会での惨敗は、組織なき個の限界を冷酷に突きつけることとなった。規律と自由のバランスという、日本サッカーが今なお抱えるテーマがここで浮き彫りになったのだ。