桜川の象徴が激変?アポロビル再開発の裏側と解体漏洩説を追う

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商業不動産業の視点から見ても、本件は極めて異例の経過を辿っている。都市計画家の一人は、「高度経済成長期の複合商業ビルは、権利関係が複雑に絡み合い、再開発の難易度が極めて高い」と指摘する。区画ごとに異なる権利者、テナントとの長期契約、老朽化による耐震上の課題——。それらが絡み合い、身動きが取れなくなっていたのがこれまでの実情だった。

しかし、近年の資材高騰と用地不足が、デベロッパーの背中を強烈に押す。「リスクを冒してでも手をつけるべき一等地」へと昇格したのだ。現場で繰り広げられる権利調整のドラマは、現代日本が直面する都市更新の縮図そのものである。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。