消えた代紋と最新シノギの実態!地下経済に潜む現代ヤクザの裏稼業

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警察庁組織犯罪対策部が公表する最新データによれば、全国の暴力団構成員および準構成員等の数は毎年過去最少を更新し続けている。ピーク時に数万人を誇った組織も、今や構成員の過半数が50代以上という超高齢化社会の縮図だ。

分裂から長い年月が経過した六代目山口組と離脱組織との抗争は、警察による「特定抗争指定暴力団」の指定によって事実上、手足を縛られた状態が続く。組事務所の使用制限や5人以上の集会禁止といった強力な法的規制は、組織の維持そのものを経済的に圧迫した。

上位団体から末端組員へと課される毎月の上納金(会費)システムは、もはや破綻寸前だ。シノギが激減した末端の若い組員たちは、親分を養うどころか自身の生活費すら稼げない。「ヤクザになっても貧困が待っているだけ」という現実は若年層の組離れを決定づけ、結果として伝統的な組織暴力団は急速に形骸化している。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。