政財界を動かす笹川良一の家系図!知られざる後継者網と血縁の全貌
笹川良一という人物を評価する際、誰もがその強烈な二面性に直面する。戦前は国粋主義団体・国本社を率いて衆議院議員を務め、戦後はA級戦犯容疑者として巣鴨プリズンに収監された過去を持つ。しかし、出獄後に彼が仕掛けた構想こそが、その後の日本を決定づけた。それが、戦後復興と造船振興を名目に立ち上げられたボートレース・公営競技産業の創設である。
日本モーターボート競走会を手中に収めた良一は、水面を走るモーターボートの爆音を、文字通り天文学的な富へと変換させた。「一日一善」のテレビCMで全国の茶の間に笑顔を振りまき、社会貢献活動に莫大な資金を投じる一方、政界の裏舞台では歴代首相の擁立や外交交渉の調整弁として君臨。近代政治史・政界フィクサーとして彼が残した影響力は、清濁併せ呑む怪物の名にふさわしいものだった。