山口智子の昔から現在|ロンバケ秘話と色褪せない圧倒的オーラ
圧倒的な人気を誇りながらも、当時の山口智子は極めて冷静に自分自身を見つめていた。殺到するオファーに対し、ただ消費されるスターであることを潔しとせず、自分にとって本当に必要な表現とライフスタイルを常に模索していたという。
ドラマの現場でも、彼女は一切気取ることがなかった。カメラが回っていない時間でも周囲のスタッフと気さくに談笑し、現場の空気を太陽のように明るく照らす。その一方で、脚本の意図を深く読み解き、キャラクターに血肉を通わせるストイックさを持っていた。『ロングバケーション』のメガヒット直後、人気絶頂期にありながら連続ドラマの現場から一旦距離を置いた決断も、世間を大いに驚かせた。名声に執着せず、自分の人生の主導権を自分の手に取り戻す。その潔さこそが、彼女が単なるブームで終わらず、伝説として語り継がれる最大の理由である。