【刃牙】範馬勇次郎のバタフライは何巻何話?流水プールの流速と真相
この遊泳描写の凄まじさを理解するうえで欠かせないのが、設定された流水プールの「流速」です。高級ホテルの特注トレーニングプールに設置された逆流装置に対し、勇次郎はスタッフに指示を出して負荷を最大まで引き上げさせます。その数値は時速20km(秒速約5.5m)以上という、水泳の常識を完全に破壊するレベルでした。
現実世界における競泳の最高峰(男子50m自由形の世界記録)であっても、瞬間最高速度はおよそ時速8.5km前後、バタフライでは時速7km台にとどまります。つまり勇次郎は、人類最速のスプリンターが束になっても押し流される激流を相手に、前進すらしてみせたのです。流速計の針が振り切れるなか、息継ぎの気配すら見せずに泳ぎ続ける姿は、まさに「地上最強の生物」が水の世界すら支配していることを証明した瞬間でした。