土俵からエンタメ界へ!元力士と相撲好き芸能人が見せる意外な現在
日本中を熱狂の渦に巻き込んだ「若貴フィーバー」から星霜を経て、平成の大横綱兄弟はそれぞれ独自のスタンスでメディアと向き合い続けている。兄である花田虎上は、屈託のない笑顔と抜群の話術を武器に、日本の芸能界で確固たるポジションを確立した。バラエティ番組で見せる親しみやすさの一方で、解説者としての冷静沈着な分析眼には定評があり、土俵の機微を知り尽くした者ならではの説得力がお茶の間を惹きつけてやまない。
対して、孤高のカリスマ性を保ち続ける貴乃花光司の存在感も際立っている。テレビ出演の頻度こそ厳選されているものの、ひとたび画面に現れればその重厚な佇まいと独自の哲学で空気を一変させる。絵本の出版や文化活動、さらには時折見せるユーモラスな素顔のギャップなど、現役時代とは一味違うミステリアスな魅力で大衆の関心を集め続けている。対照的な道を歩みながらも、両者が放つオーラは今なお色褪せない。