Wbs初代から政界へ!小池百合子キャスター時代の知られざる舞台裏
政界へ転身した後の彼女の快進撃を支えたのは、間違いなくスタジオ仕込みの「絵作り」の技術である。フリップの使い方、印象的なキャッチフレーズの投下タイミング、勝負カラーを取り入れた衣装選びに至るまで、そのすべてがテレビ画面を通じた効果を逆算して構築されている。
政策論争の細部で争うのではなく、劇場型の対立構図を鮮烈に提示し、ワイドショーのトップニュースを独占する手法。これは、かつて自身が制作者・リポーターとして「テレビがどんな映像と見出しを求めているか」を知り尽くしているからこそ成し得る高等戦術にほかならない。彼女にとって政治の現場とは、スケールを拡大した生放送のスタジオそのものだった。