銀だらの煮付けが料亭並みにふっくら!臭みを消す黄金比と失敗防止術

銀だらの煮付けが料亭並みにふっくら!臭みを消す黄金比と失敗防止術にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

銀だらの煮付けを成功させるための分岐点は、鍋に火をかける前の「下処理」に8割依存しています。特にパック詰めされた切り身の表面には、酸化した脂やドリップ、血合いが付着しており、これが加熱時に独特の生臭さへと変わります。

確実な臭み取りとして必須となるのが、料理用語で「霜降り」と呼ばれる湯通し工程です。

【失敗しない霜降りの3ステップ】

  1. 振り塩をして10分置く:切り身全体に軽く塩を振り、余分な水分とドリップを浸透圧で引き出します。表面に出た水分はペーパータオルで丁寧に拭き取ります。
  2. 80〜90℃の湯をかける:沸騰した湯に差し水を少し加え、80℃前後に整えた湯を切り身に回しかけます。熱湯(100℃)を直接注ぐと皮が破れてボロボロになるため注意が必要です。表面が白く変われば十分です。
  3. 冷水に取って優しく掃除する:すぐに氷水(または冷水)に落とし、指の腹を使って残った血合いやぬめり、ウロコを優しく洗い流します。その後、水気を完全に拭き取ります。

スーパーで購入した冷凍切り身を使用する場合は、必ず半日ほどかけて冷蔵室で低温解凍してから霜降りを行ってください。凍ったまま熱い煮汁に投入すると、急激な温度変化でドリップが一気に流出し、身が締まりすぎてパサパサになるだけでなく、煮崩れ防止の観点からも大きなリスクとなります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。