東村アキコが拓く漫画の未来!世界を揺るがす最新作と創作秘話
通常、漫画家は特定の出版社や編集部と密接な関係を築き、そのテリトリー内でキャリアを重ねることが多い。しかし彼女は違う。集英社、講談社、文藝春秋、小学館と、主要な版元の境界線を軽やかに飛び越えていく。それは彼女自身が極めて優れたセルフプロデューサーであり、自身の作品価値を最も深く理解しているからに他ならない。
自らの劇団を主宰して舞台を手がけ、ラジオやテレビのパーソナリティを務め、SNSではファンと直接コミュニケーションを交わす。個人の発信力が問われる現在において、彼女は10年以上前から自立したクリエイターエコノミーを体現していた。編集者に依存するのではなく、編集者を巻き込んで巨大なカルチャーの渦を作り出す。その規格外のエネルギーには誰も抗えない。