氷上の美と過激さの境界線:衣装規定とメディア報道の真相とは
表現者としての華やかさゆえに、過剰なメディアの視線に晒されてきた代表格が本田真凜やアリーナ・ザギトワだ。
本田真凜が氷上で見せる天性の表現力とファッションセンスは、多くのファンを魅了すると同時に、競技以外のビジュアル面ばかりを切り取るメディアの格好の標的にもされた。一方、平昌五輪金メダリストのザギトワも、少女から大人の女性へと成長する過程で『カルメン』や『クレオパトラ』といった妖艶なプログラムを演じ、そのたびに衣装の露出度や身体の変化について過度な議論が巻き起こった。彼女たちが氷上で示した圧倒的な存在感は、外野の安易なステレオタイプを打ち破るための戦いでもあった。