世界人口の激変!インド独走と中国急減、日本の順位転落を追う
巨大なうねりの中心にいるのは、紛れもなくインドだ。ナレンドラ・モディ政権が推し進めるインフラ刷新と製造業誘致の波は、膨張し続ける労働人口という圧倒的な推進力によって加速している。街にあふれる若者たちの熱気は、かつて高度経済成長期の東アジアが放っていたエネルギーを彷彿とさせる。
対照的なのが中国の急ブレーキだ。数十年に及ぶ一人っ子政策の爪痕と生活コストの高騰は、婚姻数と出生数の劇的な落ち込みを招いた。人口ピラミッドの土台が急速に痩せ細るなか、生産年齢人口の減少が工場の操業や社会保障制度を直撃している。人口統計学(Demography)の専門家たちが「かつてないスピードの収縮」と形容する事態が、すでに現実の経済指標を侵食し始めている。