蔵が奏でる極上イタリアン!倉敷はしまやの隠れた魅力と最新全貌
倉敷の歴史を語る上で欠かせない存在が、国登録有形文化財でもある「楠戸家住宅」だ。明治期から呉服商や米穀商としてこの地と共に歩んできた邸宅の一角、かつて米蔵や道具蔵として使われていた建造物を改装して誕生したのが、トラットリア はしまやである。
高天井を見上げれば、年月を重ねた太く逞しい梁が静かに空間を支え、温かみのある土壁が柔らかな陰影を作り出している。過度な意匠を削ぎ落とし、古い木材の質感や鉄の重厚感をそのまま活かした空間デザインは、単なる古民家レストランという言葉の枠には収まらない重厚な品格を漂わせている。