『西郷どん』鈴木亮平の壮絶肉体改造!体重変化と名演の裏側を徹底解説
『西郷どん』の物語を語る上で欠かせないのが、原作を手掛けた林真理子氏と、脚本を担当した中園ミホ氏の強力なタッグです。従来の西郷隆盛像といえば、質実剛健で豪快、政治や軍事の指導者という硬派なイメージが先行しがちでした。しかし本作では、歴史の表舞台に立つ前の「恋に悩み、人を信じ、愚直なまでに情に厚い青年」としての素顔にスポットが当てられました。
林真理子氏の原作小説『西郷どん!』が提示した「愛され、愛した男」という斬新な切り口を、中園ミホ氏が生動感あふれる台詞とテンポの良いドラマツルギーで見事に脚本化。女性目線も交えた人間味あふれる描写は、歴史ファンのみならず幅広い世代の視聴者を引き込みました。
鈴木亮平さんはこの脚本を深く読み込み、西郷が持つ「底知れぬ包容力」と「他者の痛みを自分のこととして背負い込んでしまう危うさ」を繊細に演じ分けました。英雄としての偉大さだけでなく、一人の傷つきやすい人間としての西郷隆盛を描き出したことが、本作が多くの共感を呼んだ根底にあります。