黒猫のオッドアイは実在する?確率数万分の1の奇跡と幸運の真相

黒猫のオッドアイは実在する?確率数万分の1の奇跡と幸運の真相についての最新情報をお届けします。

結論から申し上げますと、黒猫のオッドアイは実在します。ただし、日常で目にする機会がほとんどないのは、その発生確率が天文学的に低いためです。

一般的にオッドアイ(左右の虹彩の色が異なる状態)といえば、白猫を連想する方が多いはずです。実際、白猫におけるオッドアイの出現率は約25%〜40%と比較的高く報告されています。これは、毛色を白くする「優性白遺伝子(W遺伝子)」や「白斑遺伝子(S遺伝子)」が、虹彩へのメラニン色素の定着を阻害しやすい性質を持つためです。

対して、黒猫は全身にメラニン色素を大量に生成・沈着させる遺伝子を持っています。毛先から皮膚に至るまでメラニンが行き渡る体質でありながら、「片方の瞳だけメラニン色素が全く沈着せずブルーアイになる」という現象は、遺伝子の通常の働きと真っ向から矛盾します。突然変異やごく局所的な色素形成不全が偶然重ならなければ起こり得ないため、その確率は数万分の1、あるいはそれ以下の奇跡と称されているのです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。