インフル後の長引く痰は危険?色の変化と肺炎リスクの受診目安

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発症早期に投与されるオセルタミビル(商品名:タミフル)や、ウイルスの増殖を初期段階で断つゾフルーザなどの抗ウイルス薬は、体内のウイルス量を劇的に減少させる優れた武器だ。しかし、これらの薬剤はあくまでインフルエンザウイルスの複製を止めるものであり、すでに傷ついた気道粘膜を直接修復したり、後から侵入した細菌を退治したりするわけではない。

抗ウイルス薬を正しく飲み切った後であっても、剥がれ落ちた粘膜組織や死滅した細胞の残骸を体外へ押し出すために、数日間から1週間程度は喀痰の排出が続くのが一般的だ。ただし、服薬完了後に痰の粘り気が急激に増したり、異臭を放つような膿性痰へと悪化したりする場合は、ウイルス性疾患から細菌性感染症へと局面が移行したと捉え、抗菌薬治療への切り替えを視野に入れた医師の再診が求められる。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。