ウイスキーの原料で味覚が激変?大麦・穀物と水が奏でる深奥の真実
Q1:ウイスキーの原料に糖分(砂糖やりんごなど)を直接加えて発酵させることはありますか?
A1:本格的なウイスキーの国際規定および日本の基準において、砂糖や果物を直接投入してアルコール発酵させることは認められていません。原料はあくまで大麦、トウモロコシ、ライ麦などの穀物類に限られ、穀物自体のデンプンを麦芽の酵素で糖化させて発酵させます。
Q2:仕込み水がウイスキーの味に影響を与えるのはなぜですか?
A2:仕込み水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分は、発酵時に酵母の栄養源となり、発酵の進み具合や生成される香気成分(エステル)に直結するためです。また、蒸留後の加水調整にも同じ水源の水が使われることが多く、口当たりや余韻の滑らかさを直接左右します。
Q3:バーボンとコーンウイスキーは何が違うのですか?
A3:原料中のトウモロコシ比率と使用する樽が異なります。バーボンはトウモロコシを「51%以上80%未満」使用し、内面を焦がした新品のオーク樽で熟成させます。一方、コーンウイスキーはトウモロコシを「80%以上」使用し、熟成させないか、使い古した樽や焦がしていない新樽で熟成させます。