うつ病の顔の表情に見るSosサイン|初期症状と見逃せない変化
Q1:うつ病になると、なぜ本人は自分の顔の表情の変化に気づけないのですか?
A1:うつ病の急性期には、脳の認知機能や自己洞察力が著しく低下します。また、鏡を見る気力自体が失われることや、感情の平坦化によって「自分が今どんな顔をしているか」への関心が薄れるため、周囲から指摘されて初めて気づくケースが大半です。
Q2:家族の表情が明らかに不自然ですが、本人が受診を頑なに拒否します。どうアプローチすべきですか?
A2:「うつ病だから精神科に行こう」と説得するのではなく、「眠れていなさそうだから睡眠の相談に行こう」「顔色が優れないから一度内科で血液検査をしてもらおう」など、本人が受け入れやすい身体症状(不眠や疲労)を入り口に医療機関へ同行するのが実践的です。
Q3:治療を開始してから、元の豊かな表情に戻るまでにどのくらいの期間がかかりますか?
A3:病状の重症度や休養環境によりますが、適切な抗うつ薬治療や休養を開始してから、表情筋のこわばりが取れ始めるまでに一般的に1〜3ヶ月程度を要します。焦らず段階的な回復を見守ることが大切です。