せいろにクッキングシートをそのまま敷くのはNg?失敗防ぐ最新活用術
手元にある市販のロール型クッキングシートをせいろに活用する場合、必須となるのが「蒸気穴の確保」と「適切なサイズ調整」です。プロの料理家や点心職人も実践する、失敗しない蒸籠クッキングシート切り方と穴あけの手順を紹介します。
もっとも手軽で美しい仕上がりになるのが、円形に折ってハサミで切り込みを入れる方法です。シートをせいろの内径に合わせて四角く切り出し、それを三角に4回折り畳みます(16等分の扇形)。先端(中心部)を数ミリ切り落とし、折り目の左右側面に三角や半円の小さな切り込みを等間隔で数箇所入れます。これを広げると、中心から外側に向かって均等に蒸気穴が配置された美しい敷き紙が完成します。
実践的なせいろクッキングシート穴あけにおける重要な基準は以下の3点です。
- せいろの内径より1〜2cm小さめに切る:シートの端がせいろの側面に立ち上がると、側面に沿って上昇する蒸気の流れを乱すため、すのこの平らな面だけに収まるサイズにします。
- 全体の開口率を15〜20%確保する:穴が少なすぎると水滴が溜まり、逆に大きすぎると食材がすのこに直接触れて貼り付きの原因になります。
- 食材の下に穴が隠れないよう分散配置する:肉まんや焼売を置く位置だけでなく、食材と食材の隙間からも蒸気が抜けるよう放射状に穴を散らすのがコツです。
この一手間を加えるだけで、蒸気の抜け道が確保され、食材の下に余分な結露が溜まるのを防ぎながら、すのこへのこびりつきを完璧にシャットアウトできます。