パッションフルーツの育て方解説!実がつかない原因と失敗しない冬越し
地植えにする十分な庭スペースがない都市部の住環境でも、パッションフルーツ プランター栽培を活用すれば1株から15〜30個以上の果実を十分に収穫できます。ただし、根域が制限されるプランターだからこそ、土壌の選定と仕立て方が成否を分けます。
容器は必ず8号〜10号以上(土容量15〜20L以上)の深型ポットを用意してください。根が細く酸素を好むため、浅い鉢や過小なプランターでは根詰まりを起こし、開花数が激減します。用土は市販の果樹用培養土または野菜用培養土に、水はけを向上させる赤玉土(小粒)とパーライトを2割程度ブレンドした配合が理想的です。
そして、収穫量を劇的に伸ばす最大の技術がパッションフルーツ 摘芯とつるの誘引です。
パッションフルーツは、主枝(親づる)には花芽がつきにくく、そこから枝分かれした「子づる」、さらにその先の「孫づる」に多くの花をつける性質を持っています。つるを放置して伸ばし放題にすると、葉ばかりが茂って果実がつかない「つるボケ」に陥ります。
【樹形コントロールの基本手順】
- 親づるの摘芯:植え付け後、親づるが支柱の高さ(または本葉5〜6枚程度)まで伸びた段階で先端をハサミでカット(摘芯)します。
- 子づるの選抜と誘引:葉の付け根から発生した元気な子づるを2〜3本選び、残りは間引きます。選んだ子づるを支柱やネットへ8の字結びで優しく誘引していきます。
- 孫づるの管理:子づるから伸びてくる孫づるに花芽がつきます。孫づるが10節ほど伸びたら先端を止め、栄養を果実の肥大へと集中させます。
夏場の室温上昇を抑えたい場合は、パッションフルーツ グリーンカーテン 仕立て方を取り入れるのが効果的です。キュウリやゴーヤのネット(網目10〜15cm)をベランダや窓辺に張り、子づるを横方向へとジグザグに誘引していくことで、光を遮る緻密な緑のカーテンと果実の鈴なりを両立できます。