浜田省吾「マイホームタウン」が突く原発問題と40年の予言の真実
「マイホームタウン」が重厚なメッセージを持ちながらも、幅広いリスナーに愛され続けている理由は、そのずば抜けた音楽的完成度にあります。楽曲を支えるのは、シンプルでありながら疾走感と推進力を兼ね備えたコード進行です。
土臭いアメリカン・ロックやスプリングスティーンを彷彿とさせるストレートなエイトビートに、哀愁を帯びたメロディラインが見事に融合。アコースティックギターのカッティングと重厚なエレキギターのリフが重なり合うアンサンブルは、聴く者の焦燥感を巧みに煽ります。
さらに、この楽曲の真価が発揮されるのがライブ演奏のステージです。アリーナツアーをはじめとする大規模公演において、浜田省吾が拳を突き上げながら「マイホームタウン」を熱唱すると、会場全体が地鳴りのようなシンガロングに包まれます。ステージの熱気と強烈なビートが一体となり、楽曲の持つメッセージがダイレクトにオーディエンスの身体へと叩き込まれる圧巻の瞬間です。