「プルタブ集めはやめて」善意が迷惑に?車椅子寄付の真相と最新事情
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リサイクル業界の専門機関であるアルミ缶リサイクル協会は、以前から「プルタブだけをもぎ取らず、缶ごとリサイクルに出してほしい」という公式見解を一貫して発信しています。
そもそも、かつてプルタブ集めが始まった1970年代〜1980年代は、開栓時にタブが完全に切り離される「リングプル形式」が主流でした。当時はポイ捨てされたタブを踏んで足や手を切る事故が多発し、野外環境美化のためにタブを拾い集める明確な意義が存在していました。
しかし1990年前後から、開栓後もタブが缶本体に残る「ステイオンタブ(SOT)形式」が国内の飲料缶でほぼ100%普及しました。これによりポイ捨て問題は技術的に解決されたにもかかわらず、「タブだけを集める」という行為だけが形骸化して残ってしまったのです。
同協会は、缶本体から無理にタブを外すことによる手指の切創事故や爪を痛める危険性を警告するとともに、缶ごとリサイクルルートに乗せる方が資源循環として遥かに合理的であると強調しています。