別班とは?自衛隊の秘密情報部隊の実在疑惑と任務の真相を徹底追及
別班をめぐる最も深刻な問題は、民主主義国家における大原則である「シビリアンコントロール(文民統制)」の欠如です。
歴代の首相や防衛大臣(旧防衛庁長官)の多くは、別班の存在や具体的な作戦内容について一切知らされていませんでした。過去の元首相経験者や防衛首脳への取材でも、「報告を受けたことはない」「存在を知らなかった」という証言が相次いでいます。万が一の不祥事や国際問題が発生した際、政治トップに責任が及ばないようにするための「意図的な情報遮断」が行われていたとみられます。
しかし、制服組(軍人・自衛官)の一部が政治のコントロールを受けずに海外で非公然活動を行う構造は、戦前の軍部暴走にも通じる極めて危険な軍事組織の独走リスクを孕んでいました。